昭和残侠伝 吼えろ唐獅子 (1971)

「昭和残侠伝」シリーズ八作目。脚本は村尾昭。監督は佐伯清。撮影も星島一郎がそれぞれ担当。

監督: 佐伯清
出演:高倉健、池部良、松原智恵子、松方弘樹、鶴田浩二

https://youtu.be/gPc1w5Z02Tw

昭和残侠伝 吼えろ唐獅子 (1971)のストーリー

長い獄中生活を終えた秀次郎(高倉健)は、前橋の黒田一家にワラジをぬいだことから、風間文三(松方弘樹)という若衆を追って長野へと旅立った。文三は、対立する一家の親分を殺し、旅にだされたが黒田の女房おみの(光川環世)までが、文三の後を追って逃げたことから黒田(葉山良二)の怒りをかったのだ。小諸で文三を捜しだしたものの、おみのは一足先に、金沢に住む文三の兄重吉(池部良)のもとへ旅立った後だった。金沢の町は、地元三州政治一家と稲葉一家が、工事の入札をめぐって不穏な空気に包まれていた。秀次郎は稲葉一家にワラジをぬぎ、又、文三はおみのが旅の途中、病気にかかり政治一家の厄介になっていることを知る。早速、政治一家におみのをひき取りにいった秀次郎は、昔の恋人加代(松原智恵子)が政治の女房になっていることを知ると愕然とする。入札も間近に迫ったある日、稲葉(諸角啓二郎)は、工事の権利を握るため役人を買収し、政治をうった。一方、金沢にやってきた黒田も、稲葉と盃をかわし、政治一家を潰そうと計画した。政治(鶴田浩二)が警察に連行されたことを知った文三は、これ以上、一家に迷惑をかけまいと、おみのを連れ出すが、黒田組に見つかり捕えられて、それがもとでおみのは危篤状態に落ち入ってしまう。そんなおみのに憐れみを感じる秀次郎は、文三とおみのを一緒にしてやるように頼み込む。黒田はこのことに恩義を押しつけ、釈放された政治を殺すように命じる。秀次郎は、これが黒田の罠とも知らず、文三とおみののことを条件に政治を斬った。が、それから数時間後、文三とおみのが黒田のために殺されたことを知らされる。しばらく後、ドス持った秀次郎と風間重吉は稲葉一家に向った。

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