恋と太陽とギャング(1962): All Rascals

新型のショットガンを手に、トップモードを着こなしたカッコイイ野郎どもが、国際秘密賭博場の大金を狙って、流行のスポーツカーで暴れまくる。前作「花と嵐とギャング」の姉妹篇。原作も同じく藤原審爾が小説新潮に執筆。前作のコンビ、石井輝男と佐治乾が共同で脚色。石井輝男が監督したアクションもの。撮影は山沢義一。

監督:石井輝男
出演:高倉健、小宮光江、丹波哲郎、清川虹子、三原葉子、江原真二郎、曽根晴美、由利徹、三島雅夫、山本麟一、日尾孝司、八名信夫、千葉真一、山下敬二郎、亀石征一郎

恋と太陽とギャング(1962)のストーリー

網走帰りの石浜伸夫とその女房典子は賭場荒しの常習者だ。典子の母親お真佐もかつて満州で暴れた女傑だった。三人はある計画を持っていた。マカオの賭博組織の大幹部ロバートが、日本に国際賭博マーケットを造るテストとして、××クラブで大規模な賭博を開く。この金を盗もうというのだ。だが、この計画を狙うもう一人の男があった。常田という一匹狼で、彼はすでに××クラブに情婦で踊り子のローザ・ルミとその弟の光男を潜入させてあった。蛇の道は何とやらで、お真佐はこの常田のことを知った。しかし、二人は共同の目的で手を握ることになった。常田が資金源を調達、実行はお真佐一党と決まった。石浜は、ハジキの使い手、衆木と川岸を仲間に入れ、電気係りの亀田もひっぱりこんだ。ルミは中国人黄から資金借出しに成功したが、そのことから黄一味はギャング強盗団のことを知った。決行の日、計画はまんまと成功した。だが、ルミと光男の裏切りに、ロバート一味と拳銃戦がおきた。川岸は倒れ、典子、お真佐はばらばらになった。そこへ黄一味までが襲って来た。石浜等は衆木の提案で、飛行場に逃げた。そこには衆木の親友山内が操縦するビラまきヘリコプターが待っていた。彼も裏切ろうとしていたのだ。石浜、常田、ルミ、衆木の四人は山内の住む孤島へ逃げた。だが、ロバート一味もランチでやって来た。四人は、札束を山内の妹で盲目の留美子と共に再びヘリコプターに積んで逃がすことにした。盲目の留美子には、札束も広告のビラとしか映らない。孤島での拳銃戦も知らぬげに、数千万円の札束は、留美子の無心な手によって美しく空中に散っていった。

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