地獄の掟に明日はない (1966)

長崎の競艇場の利権を巡って争う暴力団山崎組と権藤産業。原爆症を抱え、いつ死ぬとも知れない山崎組代貸・滝田は、父親代わりの親分の命を受けて権藤を暗殺するが、記者にスクープされ…。降旗康男監督が高倉健主演で描くヤクザ映画。

監督: 降旗康男
出演:高倉健, 十朱幸代, 南田洋子, 河津清三郎, 三国連太郎

地獄の掟に明日はない (1966)のストーリー

長崎に根を張る暴力団山崎組と権藤産業は、競艇場の利権をめぐって対立していた。だが、山崎組の顧問弁護士郡司(三國連太郎)の計らいで、山崎組と権藤組は手を結んだ。その記念に競艇が開かれることになり、権藤(佐藤慶)は八百長レースを組んだ。山崎組代貸滝田(高倉健)は、長崎で原爆の洗礼を受け、原爆症を背負っていた。何時死ぬかわからないという滝田の行動は冷たく凄惨だ。その滝田の恋人が岩村由紀(十朱幸代)で、由紀の弟、明(串田和美)が権藤から八百長を強いられたのだ。滝田は山崎(河津清三郎)に内証で、明に八百長をやめさせた。当然のごとく、権藤は大損をした。明の姉が由紀で恋人が滝田と知った権藤は山崎組に挑戦状を叩きつけた。山崎は明のリンチを止めるかわりに、滝田に権藤暗殺を命じた。山崎組と権藤組を戦わせて、漁夫の利をしめようとする郡司はこのことを権藤に告げた。しかし滝田はたくみに権藤を暗殺そして郡司の裏切りを知ってこれも刺殺した。滝田とは幼友達の三流新聞記者北島(今井健二)が、この滝田の行動をスクープした。滝田はこれを機会に足を洗うつもりだ。由紀と長崎から逃げることにしていたのだ。だが、北島によって滝田の行動は警察にはつつぬけだった。滝田は由紀の見ているまえで捕えられた。殺人者に幸福な明日はなかったのだ。

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