日本侠客伝 雷門の決斗 (1966)

野上龍雄と笠原和夫が共同で脚本を執筆、マキノ雅弘が監督した日本侠客伝の第5作。撮影は山岸長樹。

監督: マキノ雅弘
出演:高倉健、待田京介、藤山寛美、井上昭文、ロミ山田、富司純子、島田正吾、村田英雄、内田朝雄、長門裕之

日本侠客伝 雷門の決斗 (1966)のストーリー

華やかなジンタの流れる浅草の興業街、三年前までは、やくざの聖天一家と観音一家が対立して事件の絶え間がなかったが、今は聖天一家の平松源之助(内田朝雄)が、堅気となって平松興業をおこし、朝日座を中心に芝居を打っていた。ところが観音一家が人気のある朝日座乗っとりを図って、源之助に横槍を入れてきた。そんな時、船乗りになっている源之助の息子、信太郎(高倉健)が久方ぶりで帰って来た。信太郎には、楽屋番をしながら源之助の蔭の力となっている老侠客中川喜三郎の娘千沙子(富司純子)という恋人がいた。その夜賑やかな酒宴が開かれたが、どうしたことか源之助は観音一家に朝日座を明け渡して自殺してしまった。信太郎は平松興業の二代目を継いだが、観音一家の妨害は露骨になり、やっと大正館が初日にこぎつけたのを、あっさりつぶされてしまった。いきりたつ信太郎は喜三郎(島田正吾)にさとされ、当時日本一の浪曲師と言われた梅芳(村田英雄)を動かすことに成功した。しかし大正館は観音一家の横槍が入り喧嘩沙汰となって、一カ月の営業停止を言い渡された。更に信太郎は梅芳の所属する大浜興業から違約金三千円を請求され、平松興業の正一(待田京介)、弁吉(藤山寛美)、栄作(井上昭文)らと共に奔走するが駄目であった。こんな時、亡き源之助の客分銀次(長門裕之)が、観音一家の噂を聞いて旅から戻ってきた、銀次は彼に惚れぬいていた女剣戟一座の座長歌江にさりげなく別れを告げると、喜三郎と観音一家に殴り込んだ。銀次は代貸の青木を倒したが警察に捕えられ、喜三郎は親分風間の拳銃に倒れた。それまでじっと耐えていた信太郎は、最後の挑戦と、「大震災復興三周年記念興業」を開いたが、またもや観音一家に邪魔され、最早これまでと、形見の拳銃をふところに、弁吉と出かけるのだった。

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