東京ギャング対香港ギャング (1964)

村尾昭がオリジナル・シナリオを執筆、石井輝男が監督したギャングもの。撮影は林七郎。

監督: 石井輝男
出演:鶴田浩二、高倉健、丹波哲郎、内田良平、安部徹、八名信夫、待田京介、三田佳子

東京ギャング対香港ギャング (1964)のストーリー

香港の啓徳空港に降り立った北原(高倉健)を待っていたのは、新興勢力の毛(丹波哲郎)の配下チャン(内田良平)だった。北原は大岡(安部徹)の指令通り取引先きである竜(石山健二郎)のアジトに赴いた。一億円で取引をという北原の申し入れを、竜は、値段をつりあげようと断った。しかし意外、北原はあっさり引上げていった。あわてた竜は北原のようすを探る為に部下のチャーリー(大木実)に後をつけさせた。ホテルに戻った北原は、再びチャンの訪問をうけた。次第にこの男を信用するようになった北原は薬の取引に応ずることにした。約束の薬を手渡す日、取引は失敗した。執拗な竜が北原を狙撃したのだ。北原は血に塗れながら打合せ通り来日する中国歌舞伎のスター李淑華(三田佳子)に薬を預けると息絶えた。ここは東京の大岡興業。北原の死因を探り、薬を受けとったり、あわただしい動きをみせていた。横浜港での薬の受取りは、慎重を極めたが、竜たちはこのルートを探りあて、悪劣な手段で奪い取った。絶対に知られる筈のないルートを知られたのは、大岡組にイヌがいるからだ。幹部藤島(鶴田浩二)はその男を指摘しながらも自分が麻薬患者であることがバレて監禁された。麻薬ルートを完全に手中に納めるため毛が来日した。早速大岡にとりいった毛は、何故か秘かに藤島に拳銃を手渡した。竜一味がダルマ船で薬を運び出す日が来た。大岡組と竜一味の相い射ちを目論む毛の頬に、微笑が走った。岩壁に潜む竜一味の香港ギャング、海上ランチに待機する大岡組東京ギャング。その中をゆくダルマ船めがけて、藤島のモーターボートが突進した。銃弾をあびながら藤島は薬を奪い晴海埠頭を陸地づたいに逃げた。藤島を中に対峙する東京ギャングと香港ギャング。観念した藤島は薬をコンクリート・ミキサーに投げ入れた。死闘の争いの間、息をひきとった藤島の手を握ったのは、香港麻薬取締官の肩書をもつ毛であった。

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